Effect of repeated Low-Level red light therapy on axial length in myopic individuals: predictors for a good response
Daohuan Kang et al:BMC Ophthalmol 25, 273 (2025)
・目的:近視眼に対する反復低レベル赤色光 (RLRL) 療法に良好な反応を示す因子を特定すること
・対象:2022年10月から2023年10月に反復低レベル赤色光を受けた4~17歳の91人
・方法:RLRL 療法を 1 日 2 回(1回3分間、最低4時間の間隔をあける)、週 5 日行う
・蘇州玄佳オプトエレクトロニクス技術の赤色光デバイスを使用。
・波長 650 ± 10 nm の赤色光、照明強度約 1600 lx
・1年間の眼軸長の伸びが0.1mmを超える50 人を不良反応者グループに分類し、反対に0.1mm以上眼軸長が短縮した41 人を良好反応者グループに分類した。
・年齢、性別、瞳孔収縮径 (PCD)、眼圧 (IOP)、球面等価屈折 (SER)、AL、角膜曲率 (ACC)、脈絡膜の厚さ (CT) などのベースライン特性を記録し1 年間追跡した。
・単変量および多変量分析により、AL の変化に関連する因子を特定した。
・結果:良好なレスポンダー群は眼軸長が平均0.29mm短縮し(-0.29 ± 0.16 mm )、不良レスポンダー群は平均0.23mm増加した(+ 0.23 ± 0.12 mm)。
・良好なレスポンダー群は、初期の球面等価屈折が低く(-4.15 ± 2.87 D vs. -2.62 ± 1.80 D)、より長い眼軸長(24.76 ± 1.21 mm vs. 24.15 ± 0.99 mm)の症例が多かった。
・単変量解析で、初期眼軸長と球面等価屈折が良好な反応を示す因子として特定された 。
・脈絡膜の厚さは両グループで有意に増加し、良好なレスポンダー群はより大きな増加を示した。
・結論・ベースライン AL が長く、SER が低いことは、RLRL 療法に対する良好な反応を示す重要な予測因子である。
・特に初期近視が重度で AL が長い人において、近視の進行を制御するのに効果的であることが示唆された。(AM)