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Retina

2007
27巻

RVOと頚動脈障害

Retina 27巻(8号)2007

Relationship between retinal vein occlusion and carotid artery lesions.
Matsushita C et al(東京医大)
Retina 27(8): 1038-43, 2007
・2000年から2003年にかけて受診したRVOで、超音波での頚動脈評価を行った51歳から88歳(平均70.1歳)の57例58眼で検討した。
・39例40眼がCRVOで、18例18眼がBROV。
・CRVO39例中19例(49%)、BRVO18例中4例(22%)で頚動脈障害が見つかった。
・CRVOで0.8以上の視力があった症例は、頚動脈障害のない6例で、障害のあった例は0例であった。
・FA検査で虚血型は、頚動脈障害のあった例では15眼(79%)、なかった例では8眼(40%)であり、有意差があった(p<0.01)。

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