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Retina

2008
28巻

DMEに対するILM剥離は有効か?

Retina 28巻(3号)2008

Pars plana vitrectomy with internal limiting membrane peeling for diabetic macular edema.
Hartley KL et al(FL USA)
Retina 28(3): 410-9, 2008
・糖尿病黄斑浮腫(DME)に対し、ILM剥離を同時に行った硝子体手術を行い、形態ならびに視力の改善について調べた。
・症例は2000年1月から2005年12月初めまでに手術を行った23例24眼であり、OCTと視力を検討した。
・平均経過観察期間は8か月(43日から2年)である。
・logMAR術前視力は0.782:範囲は0.30-1.82(小数点 0.165:0.50-0.015)で、最終視力は0.771:0.10-2.00(小数点 0.169:0.79-0.01)で、25%は視力が2ライン以上上昇、54%では不変、21%は2ライン以上低下。
・術前術後にOCTを測定した9眼では、術前中心窩厚は3ヶ月目に141μ、最終経過観察日に120μ減少していた。術後の合併症は有水晶体眼の6/10例、術後30mmHg以上の眼圧上昇が24%、術後出血が8眼であった。ILM剥離は中心網膜厚減少には役立つが視力改善は僅かであった

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