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Retina

2011
31巻

抗VEGF薬硝子体内注入の全身的副作用

Retina 31巻(8号)2011

A systematic review of the adverse events of intravitreal anti-vascular endothelial growth factor injections.
Reis MIVD et al(Netherlands)
Retina 31(8): 1449-69, 2011
・抗VEGF薬の硝子体内注入の全身的副作用について調査した。
・2009年4月にPubMed、Embase、Toxline、Cochrane libraryに登録された論文を検索した。
・4342の論文の中から278論文を選択し、結果を纏めた。
・重篤な眼あるいは眼外合併症は約1%弱、軽度の眼合併症は5%弱であり、bevacizumab(IVB)、ranibizumab(IVR)、pegaptanib(IVP)間には大きな差は検出されなかった。
・眼内炎発症率は、IVBでは0.05% (95%CI=0.03-0.10)、IVRでは0.04% (95%CI=0.02-0.08)、IVPでは0.11 (95%CI=0.07-0.18)で、平均0.04 (95%CI=0.02-0.14)。
・心血管合併症の発生率はIVBでは0.05% (95%CI=0.01-0.10)、IVRでは0.09 (95%CI=0.05-0.14)、IVPでは0.34 (95%CI=0.26-0.44)であった。

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