眼科JOURNALトップ > Retina > ILM剥離後の網膜表面の窪みについて

Retina

2012
32巻

ILM剥離後の網膜表面の窪みについて

Retina 32巻(9号)2012

“Dissociated optic nerve fiber layer appearance” after internal limiting membrane removal is inner retinal dimpling.
Spaide RF(NY USA)
Retina 32(9): 1719-1726, 2012
・ILM剥離を行った多数の症例で、術後、視神経線維走行に沿った内境界膜の窪みができる。
・この窪みは外傷と視神経線維層の回復過程によるものと考えられ、視神経線維の解離によるものではないと考えられる。
・この異常所見から、ILM剥離手技は長期にわたって評価すべきものであると考える。
・測定はHeidelberg Spectralisで行い、NIHのImageJに取り込み、NIHのMIPAVプログラムで可視化した。

過去のアーカイブ