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Retina

2014
34巻

経硝子体術眼はOAGになりやすいか

Retina 34巻(8号)2014

Prevalence of open angle glaucoma in vitrectomized eyes. A cross-sectional study.
Govetto A et al(Spain)
Retina 34(8): 1623-1629, 2014
・硝子体手術を受けた眼と受けなかった眼とで開放隅角緑内障の発症頻度を調査した。
・156例312眼が調査対象となり、そのうち、経硝子体術眼の15例(8.9%)、非硝子体術眼の3例(2%)が開放隅角緑内障と診断され、有意差があり(p=0.02)、経硝子体術眼で有意にOAGの頻度が高いことがわかった。
・緑内障の診断に視野は使用せず、垂直C/D比、OCTでのRNFL厚で決定した。(TY)

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