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Retina

2015
35巻

自発蛍光と眼軸長が高度近視眼のMH-RDに対する手術の予後予測因子

Retina 35巻(3号)2015

AUTOFLUORESCENCE AND AXIAL LENGTH AS PROGNOSTIC FACTORS FOR OUTCOMES OF MACULAR HOLE RETINAL DETACHMENT SURGERY IN HIGH MYOPIA
Luis Arias et al (Spain)
Retina 35(3):423-428, 2015
・眼軸長26㎜を超える、MH-RD 15名15眼(13眼:女性、平均年齢69.4歳、左眼9眼)、屈折異常-19D(-13~-25D)AL29.94mm(26.1-33.42mm)
23GVitrectomy+ILM peeling+ Silicone oil tamponadeをおこなった。
平均観察期間19.3m レトロスペクティブに調査
・13眼でRD改善、9眼でMH改善
・RDが改善しなかった2眼と、MHが改善しなかった6眼中4眼は眼軸30mmを超える
・黄斑部の自発蛍光が低いものは10眼あり、それらは術後視力が有意に低かった
・また眼軸が30㎜を超えるものも術後視力が不良であった。
・対象が少ないこと、経過観察期間が短いこと、コントロール群がいないこと、レトロスペクティブであることが問題点(MM)

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