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Retina

2015
35巻

Constellationにおける術中の眼圧上昇

Retina 35巻(12号)2015

Fluctuation of infusion pressure during microincision vitrectomy using the Constellation Vision System.
Kim YJ et al(Korea)
Retina 35(12): 2529-2536, 2015
・Constellationを使用したflow-based IOLコントロールシステムを使用した時の術中眼圧変動について、3眼の硝子体切除を行った豚眼で23Gと25Gで検討した。
・術中の”IOP control”をONにした時と、OFFにした時で測定した。
・吸引圧はいずれも650mmHgに設定した。IOL controlがOFFの場合は眼圧はONの場合の約半分かそれ以下で、常に有意に低かった。
・眼圧を30にセットした場合、硝子体切除時の眼圧は、眼圧は潅流圧よりも約10mmHg低かった。
・あらかじめ30mmHgと60mmHgにセットした時の平均潅流圧は、23Gシステム使用下では、硝子体切除モード時にはそれぞれ43.7と78.7、吸引モード時には67.4と101.2、器具を除去後には72.8と115.8mmHgであった。
・25Gシステム使用下でも同様の傾向であり、flow-based IOPコントロールシステムでは潅流圧が非常に上昇していたが、いずれも、2-3秒で平衡に達した(TY)

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