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Retina

2016
36巻

CRVOへのレーザー脈絡膜網膜血管吻合

Retina 36巻(10号)2016

Technique of laser chorioretinal anastomosis creation in central retinal vein occlusion and success rate with a new photocoagulator system.
McAllister IL et al(Australia)
Retina 36(10): 1971-1978, 2016
・5wattまで出力の出る光凝固装置でCRVO患者にレーザー脈絡膜網膜血管吻合(L-CRA)と抗VEGF治療を同時に行った。
・Integre Plus(Ellex)のレーザーで、532nmで5wattの出力が出せる。
・実際には、2.5-3.5Wの出力で、50μm、0.1病照射を行った。
・静脈壁を熱凝固した後、静脈壁を穿孔させた。
・出血があった場合も眼球圧迫で処置できた。
・静脈壁が穿孔できなかった場合、Nd:YAGで2-4mJで静脈壁を穿孔させた。
・未治療のCRVO患者33名中29名(88%)でL-CRAが成功した。
・使用した平均出力は2.7Wで、平均1.8か月後に完成した。
・2か所に凝固を行ない、18例は2ヶ所にL-CRAが成功、11例は1ヶ所だけにL-CRAが成功した。
・これは、全体では66ヶ所中47ヶ所(71%)で成功したことになる。
・追加のNd:YAG凝固を39%の場所で行っている。23か月の平均観察期間中に問題のある合併症は発生しなかった。(TY)

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