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Retina

2017
37巻

網膜剥離硝子体手術時に網膜下液は残してもよいか?

Retina 37巻(3号)2017

Complete subretinal fluid drainage is not necessary during vitrectomy surgery for macula-off rhegmatogenous retinal detachment with peripheral breaks. A prospective, nonrandomized comparative interventional study.
Chen X et al(China)
Retina 37(3): 487-493, 2017
・54例54眼の黄斑部の剥がれた裂孔原性網膜剥離に対する硝子体手術で下液排出を完全に行ったもの(Complete subretinal fluid drainage:CSFD)と一部残したもの(PSFD)で結果を検討した。
・いずれも14%C3F8ガス注入を行っている。
・1回の手術で成功した率はCSFDは16/18(88.9%)、PSFDは33/36(91.6%)で有意差はなかった(p=1.00)。
・術後6か月目の最高視力もETDRSで26.50±15.43:22.64±15.43で有意差はなかった(p=0.43)。
・このことから、下液を完全に抜く必要はないと考えた。
・PSFDでは術中に1.81±0.71象限に下液が残存していた。
・手術時間はCSFDが61.17±5.56分、PSFDでは47.97±4.98分であった。(TY)

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