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Retina

2020
40巻

折り畳みシリコンボールでの強膜内嵌

Retina 40巻(10号)2020

A piolot clinical study of treating rhegmatogenous retinal detachment by silicone rubber balloon scleral buckling.
Zhang B et al(China)
Retina 40(10): 1918-1928, 2020
・強膜内嵌ができるシリコンゴム製の折り畳みカプセルで裂孔原性網膜剥離治療の効果と安全性について5眼で最低12週間、検討した。
・感染の発生、眼痛、複視、眼圧上昇などについて安全性を検討した。
・1例で一過性の複視と眼球運動障害があった以外には特に副作用はなかった。
・手術方法は輪部から5ミリの部位に結膜切開を行い、25G針で網膜下液を抜いた後、空にしたカプセルを挿入し、1mlの青色をカプセルに注入し、手術を終了した。
・全例、術中に経強膜冷凍凝固を行い、術後に光凝固治療を追加している。(TY)

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