Early experience with the Femotosecond Laser for cataract surgery.
Bali SJ et al(Australia)
Ophthalmology 119(5): 891-9, 2012
・Femotosecond laser白内障手術の術中合併症とその学習曲線について、6例の術者による最初の200例について、施行時期順に50例毎に4群に分けて検討した。
・前嚢切開、水晶体分割、角膜切開をレーザーで行い、その後、超音波乳化吸引、眼内レンズ移植を行った。
・重大な合併症は、後嚢破損7例3.5%、核落下4例2%であった。
・最初の100例では、以前にレーザーを扱った経験のある術者は合併症が有意に少なかったが(p<0.001)、101例以降では有意差がみられなかった。
Comparison of limbus-based and fornix-based trabeculectomy: success, bleb-related complications, and bleb morphology.
Solus JF(ML USA)
Ophthalmology 119(4): 703-11, 2012
・最初の4年間で行った輪部base切開と、その後の4年間で行った円蓋base切開を行った、347例439眼を検討した。
・いずれも、術後4年間について検討。
・眼圧下降効果については、両者間に有意差はなかった。
・濾過胞形成は、輪部baseで大きなものが多く(54% vs 29% OR=2.97 1.94-4.55 p<0.0001)、無血管性のものが多かった(50% vs 15% OR=5.44 3.34-8.84 p<0.0001)。
・4年間でいずれも4%で濾過胞晩期漏出があったが、輪部baseの方が有意に発生が遅かった(2.1 vs 1.0年 p=0.002)。
・術後6週以降の晩期濾過胞感染は、輪部baseの方がやや有意に多かった(4.1 vs 0.9% p=0.054)。
・年毎の発症率は輪部baseが有意に遅かった(1.79 vs 1.20/years p=0.03)。
・症状のある低眼圧症は、円蓋baseの方が有意に多かった(17.2 vs 10.6 p=0.01)。
・術後の白内障手術までの期間は、円蓋baseの方が有意に早かった(1.05 vs 2.14年 p=0.002)。
A twenty-years follow-up study of trabeculectomy: risk factors and outcomes.
Landers J et al(UK)
Ophthalmology 119(4): 694-702, 2012
・234例330眼の線維柱帯切除術後の経過について検討した。
・結果は、完全成功:点眼薬なしで眼圧が21未満、条件付き成功:点眼薬で眼圧が21未満、機能的成功:失明(視力0.05未満、視野10度未満)に至らなかったもの、とした。
・20年後は57%が完全成功、88%が条件付き成功、15%が失明であった。
・失敗のリスクは、40歳未満1とすると、49-59:0.04(95%CI=0.003-0.4 p<0.01)、60以上;0.01(0.001-0.2 p<0.001)で、若いほど高く、POAG,NTGを1とすると、ぶどう膜炎からの緑内障が9.8(1.3-77.3 p<0.05)であった。
・失明のリスクは、POAG,NTGを1とすると、僞落屑症候群は4.4(1.8-10.4 p<0.001)、無水晶体眼は5.2(1.6-16.5 p<0.01)であった。生命表分析でも明らかであった。
An outbreak of acute post-cataract surgery pseudomonas sp. endophthalmitis caused by contaminated hydrophilic intraocular lens solution.
Ramappa M et al(India)
Ophthalmology 119(3): 564-70, 2012
・南インドの3次医療機関で、2010/9/6-29に発生した急性術後眼内炎の11例について検討した。
・前房硝子体サンプルから11眼中8眼でグラム陰性桿菌が検出され、11眼中5眼は緑膿菌であった。
・11例中8例では視力も0.4以上に改善した。1眼は網膜剥離を発症し、2眼は眼球癆となった。
Immediate changes in intraocular pressure after laser peripheral iridotomy in primary angle-closure suspects.
Jiang Y et al(China)
Ophthalmology 119(2): 283-8, 2012
・狭隅角の734名(50-70歳)の中国人の片眼に対し、Nd:YAGレーザーにて周辺虹彩切開を行い、施行していない他眼との眼圧の比較を行った。
・眼圧測定は処置前、1時間後、2週間後に行った。
・処置後の眼圧8mmHg以上の上昇は、1時間後に9.8%(95%CI=7.7-12.0)、2週間後は0.82%(95%CI=0.2-1.5)であった。
・処置直後の30mmHg以上の眼圧上昇は4/734眼(0.54%)で発生した。
・1時間後の眼圧は処置眼で、17.5±4.7、対象眼で15.2±2.6(p<0.001)であり、2週間後では、15.6±3.4と15.1±2.7(p<0.001)であった。
・8mmHg以上の眼圧上昇のあった72眼と、上昇のなかった662眼とを比較すると、平均値とリスクファクターは、中心前房深度が、2.49±0.20:2.55±0.22(p=0.012)mm OR=0.25(95%CI=0.08-0.80 p=0.019)で、レーザーの全エネルギー量が、205.8±185.2:146.0±118.5mJ(p<0.001) OR=1.32(95%CI=1.14-1.53 p<0.001)、レーザー凝固数が、58.1±47.5:46.0±33.7発(p=0.039) OR=1.08(95%CI=1.02-1.14 p=0.009)と有意差があった。
・この様な症例では、処置1時間後の眼圧上昇に気を付けた方が良い。
Effect on intraocular pressure in patients receiving unilateral intravitreal anti-vascular endothelial growth factor injections.
Hoang QV et al(NY USA)
Ophthalmology 119(2): 321-6, 2012
・新生血管AMDの207例につき、bevacizumabとranibizumabの注射回数と眼圧経過を調査した。
・注射回数は平均 20.8回(8-48回)、平均経過観察期間は 148.6週(9.7-274週)。
・2回以上連続で、眼圧上昇していた場合を眼圧上昇と定義した。
・5mmHg以上眼圧上昇を来たした人は、治療眼で11.6%、対象眼で5.3%であった。
・平均注射回数は、5mmHg以上眼圧上昇群では24.4回(95%CI=20.9-28.0)であり、非上昇群の20.4回(95%CI=18.9-21.8)より多かった。
・5mmHg以上眼圧が上昇する人は、29回以上注射を受けた人では、12回未満の人に比べ、5.75倍(95%CI=1.19-27.8 p=0.03)、高かった。
・眼圧上昇の要因を検討すると、注射回数のみが相関があった OR=1.50 (95%CI=0.995-2.26 p<0.05)
Enhanced depth imaging optical coherence tomography of deep optic nerve complex structures in glaucoma.
Park SC et al(NY USA)
Ophthalmology 119(1): 3-9, 2012
・Enhanced depth imaging(EDI)-OCTで73例(139眼)の緑内障の視神経構造Optic nerve complex(ONC)を調べた。
・ONCの深層:篩板部(LC)、短後毛様動脈(SPCN)、中心網膜動脈(CRA)、中心網膜静脈(CRV)、視神経周囲の脈絡膜、強膜、クモ膜下腔を調べた。
・篩板前面は視神経中心部では全例で、視神経周辺部では91例(65%)で同定することができた。
・脈絡膜内の腔と硝子体腔とのつながりを検出できた例もあった。
Enhanced depth imaging detects lamina cribrosa thickness differences in normal tension glaucoma and primary open-angle glaucoma.
Park HYL et al(Korea)
Ophthalmology 119(1): 10-20, 2012
・HeidelbergのSD-OCTのEDI modeで篩板を描出し、139例の様々なタイプの緑内障と49例の正常者で篩板厚を比較した。
・測定部は視神経の上方部、中央部、下方部の3ヶ所の水平断を測定した。
・中央部篩板厚はPOAG(237.8±40.2μm)、NTG(175.1±22.6)で、正常群(348.1±23.4)よりも有意に薄かった(p<0.001)。
・NTGで乳頭出血のある群(160.3±21.4)は、ない群(183.3±24.3)よりも有意に薄かった(p=0.048)。
Dynamics of human foveal development after premature birth.
Maldonado RS et al(NC USA)
Ophthalmology 118(12): 2315-25, 2011
・胎生31週から41週の31例の未熟児について、ヒト黄斑部の発達をSD-OCTで検討した。
・正常な9例の小児、9例の成人をコントロールとした。無麻酔でSD-OCT検査を行い、網膜層厚を半自動化で測定し、中心窩厚と、これを中心窩から1000μm部の傍中心窩厚で割ったFP比、3次元網膜厚マップを解析した。
・未熟児では中心窩が浅く、網膜内層(NFL、GCL、内網状層IPL、内顆粒層INL)が厚く、視細胞層(外網状層OPL、外顆粒層ONL)が薄く、外境界膜ELM・IS/OS・視細胞外節OS/PRE層はみられなかった。
・中心窩では成人では消失している網膜内層が全体の1/3厚程度残っていた。
・また、未熟児では58%にCMEが存在していた。
・中心窩での各層の厚みの中間値μm(未熟児:成人)、GCL(3:0)、IPL(26:0)、INL(55:3)、総網膜内層厚(78:7)、網膜内層のFP比(0.46:0.05)。
・OPL(10:7)、視細胞層PRL(29:150)、層網膜外層厚(39:173)、PRLのFP比(0.75:1.44)。総中心窩厚(127:182)。
Variation in optic nerve and macular structure with age and race with spectral-domain optical coherence tomography.
Girkin CA et al(AL USA)
Ophthalmology 118(12): 2403-8, 2011
・黄斑部をOCTで計測し、人種差、年齢差について検討した。
・アフリカ系、ヨーロッパ系、ヒスパニック、インド人、日本人の計350名632眼の正常者について検討した。
・視神経乳頭面積はヨーロッパ系で他群より有意に小さく(p<0.0001)、インド人ではリム面積が有意に小さかった(p<0.0001)。
・インド人とヒスパニックではRNFLが有意に厚く(p<0.0001)、アフリカ系では網膜内層が有意に薄かった(p<0.0001)。
・加齢により、リム面積は減少 0.005mm2/年、RNFL厚は減少 0.18μm/年、網膜内層は 0.1μm/年薄くなっていた。
・これらの事はOCTの正常値を検討する時に大切である。
Retinal crystals in type2 idiopathic macular telangiectasia. Sallo FB et al(UK)
Ophthalmology 118(12): 2461-7, 2011
・黄斑部毛細血管拡張症(MacTel) type2でみられる網膜内結晶沈着について検討した。
・443例の内、203例(46%)で結晶の沈着があり、60%で両眼性であった。
・ETDRS視力(0:20/800~100:20/12)は、結晶沈着のある眼(n=520)では70.7±15.9、沈着のない眼(n=342)では66.5±15.5で有意差があった(p<0.001)
・結晶沈着はNFLの前面にあり、NFに沿って、中心窩にも存在した。
・結晶沈着が増えるにつれ、網膜の透過性減少、黄斑色素濃度が低下、FA色素漏出が増加、網膜厚増加、IS/OSラインの破綻がみられた。
(参考)type1:黄斑部動脈瘤性で片眼性。男性に限定され、CMEがある。Coats病の一種か。lipid沈着が多いが、結晶沈着は少ない。
type2:傍中心窩性(MPT)で、両眼性。拡散性で黄斑部が白濁化し、PREの変化があり、表層の結晶沈着が多い。網脈下新生血管が発生しうる。
type3:閉塞性で、両眼性であるが、非常に稀。全身疾患と関連している(Arch O 124:450,2006)。
The Ahmed versus Baerveldt study. Design, baseline patient characteristics, and intraoperative complications.
Christakis PG et al(Canada)
Ophthalmology 118(11): 2172-9, 2011
Ahmed ValveとBaerveldt implantの両者のバルブに合併症には差がなかった
The Ahmed versus Baerveldt study. One-year treatment outcomes.
Christakis PG et al(Canada)
Ophthalmology 118(11): 2180-9, 2011
・18才以上の点眼、レーザー、手術等に反応しないコントロール不良の緑内障を対象として、124名のAhmed-FP7 Valve群と、114名のBaerveldt-350 implant群に別け結果を比較した。
・不成功の定義として、3ヶ月後に目標眼圧(5-15mmHgで、眼圧が20%以上低下)に届かない、視力障害を起こす合併症が発生、追加手術が必要、光覚消失である。
・調査群は、術前に3.1±1.0種の点眼薬を使用し、眼圧は31.4±10.8mmHg、視力は中間値で20/100であった。
・1年後の累積不成功例はAhmed(A)群で43%、Baerveldt(B)群で28%であった(p=0.02)。
・1年後の平均眼圧はA群で16.5±5.3、B群で13.6±4.8であった(p<0.001)。
・必要とされる点眼数は、A群で1.6±1.3種、B群で1.2±1.3種であった(p=0.03)。
・視力は両群間に差はなく、1年までの術後合併症発症率(A群45%、B群54%)で差はなかったが、処置の必要な合併症はA群で26%、B群で42%で、有意差があった(p=0.009)。
・B群は成功率ではA群よりも高いが、処置が必要な症例も多かった。
Intraoperative microscope-mounted spectral domain optical coherence tomography for evaluation of retinal anatomy during macular surgery.
Ray R et al(GA USA)
Ophthalmology 118(11): 2212-7, 2011
・手術顕微鏡に装着できるSD-OCTを、黄斑手術時に使用してみた。SD-OCTは Bioptigen, Inc; InVivo Vue Clinic v1.2;Durham, North Carolina。
Myopia as a risk factor for open-angle glaucoma: a systematic review and meta-analysis.
Marcus MW et al(Netherlands)
Ophthalmology 118(10): 1989-94, 2011
・近視と開放隅角緑内障との関連をみた1994-2010年に発表された13論文48161症例のメタアナリシスである。
・近視と緑内障との関連は1.92(95%CI=1.54-2.38)。
・-3D未満の近視では1.65(95%CI=1.26-2.17)、-3D以上の近視では2.46(95%CI=1.93-3.15)であった。
・ただ各論文間に相違があるため、相違の指数としてI^2(全偏位の%で、<24%:不均一なし、<49%:低度、<74%:中等度、≧75%:高度の不均一)を用いて検討した。
・全ての近視と緑内障はI^2=53%、軽度近視と緑内障はI^2=29%であったが、高度近視と緑内障はI^2=0%であり、不相違はなかった。
・不相違となる論文を除外すると、全ての近視と緑内障との関連は1.88(95%CI=1.60-2.20)、軽度近視と緑内障は1.77(95%CI=1.41-2.23)と上昇した。
Analysis of normal peripapillary choroidal thickness via spectral domain optical coherence tomography.
Ho J et al(MA USA)
Ophthalmology 118(10): 2001-7, 2011
・正常者36名36眼で視神経乳頭周囲(500,1000,1500,2000μm)の脈絡膜厚を測定した。
・上方229.4±51.0、鼻側227.2±81.4、耳側208.8±55.7、下方149.9±50.1μmで下方で有意に薄くなっていた(p<0.001)。
Optic disc edema, globe flattening, choroidal folds, and hyperoptic shifts observed in astronauts after long-duration space flight.
Mader TH et al(Alaska)
Ophthalmology 118(10): 2058-69, 2011
・宇宙空間に6ヶ月間滞在して帰還後に眼科所見のあった7名の宇宙飛行士と、他の約300名の宇宙飛行士について宇宙飛行後の視覚変化についてのアンケート調査結果を記載した。
・所見のあった7名の内、5名で視神経乳頭浮腫、5名で眼球の平坦化、5名で脈絡膜皺襞、3名で綿花様白斑、6名でOCTでの網膜神経線維層の肥厚化、6名で近見視力の低下がみられた。
・近見障害を訴えた7名の内5名では+0.5D以上の遠視化(+0.50~+1.75D)がみられ、この5名で眼球の平坦化がMRIで検出された。
・300回の宇宙飛行後の質問では遠見ならびに近見視力低下を経験しており、人によっては飛行後、数年に渡って持続したと答えている。
・これらの所見は脊髄液の移動によると考えられた。
First eye perdiction error improves second eye refractive outcome. Results in 2129 patients after bilateral sequential cataract surgery.
Sristodemou P et al(UK)
Ophthalmology 118(9): 1701-9, 2011
・同じIOLモデルを使用した2129例の両眼IOL手術において、第1眼の予想屈折度誤差(PE)から第2眼の眼内レンズ度数を調整するファクター(眼軸長AL、角膜屈折度)を求め、矯正因子(correction factor:CF)を加味したA値について、第2眼の平均誤差mean absolute error(MAE)を検討した。
・両眼の屈折誤差には相関があった。
・両眼間の角膜屈折差が0.6Dを越すと、相関は弱くなった、眼軸長の差は相関がなかった。
・第1眼のPE(±0.50Dと±1.50D)の50%の矯正因子CFを第2眼に応用した場合、第2眼のPEが±0.25D、±0.50D、±1.0D以内に収まる比率は、それぞれ、30%→42%、56%→75%、92%→96%に改善した。
・第2眼の平均誤差MAEは0.49→0.37Dに改善した(p<0.0001)。
Use of fellow eye data in the calculation of intraocular lens power for the second eye.
Olsen T(Denmark)
Ophthalmology 118(9): 1710-5, 2011
・両眼に同じタイプのIOLを挿入した1235名の白内障手術患者で、第1眼のIOL誤差が第2眼のIOL誤差を減らすことに貢献できるかどうかを検討。
・232眼では術後の前房深度ACDを測定した。
・使用したIOL計算式はSRKⅡ、SRK/T、Olsen式である。
・両眼間の予想誤差の相関係数はSRKⅡ、SRK/T、Olson式でそれぞれ、0.56, 0.38, 0.27であった(いずれもp<0.001)。
・屈折誤差矯正の為の回帰式を作成すると、それぞれの式で0.56→0.46D、0.47→0.41D、0.42→0.40Dに屈折誤差は減少した。
・この理由は術後のIOL位置予想における各式独自の不正確性によるものと思われた。
Early flap displacement after LASIK
Clare G et al(CA USA)
Ophthalmology 118(9): 1760-5, 2011
・LASIK患者41845名81238眼(遠視が14555眼、近視乱視が66681眼)で検討した。
・このうち57241眼はIntraLase femotosecond laser(FL)を用い、23997眼はmicrokeratome(MK)を使用している。
・12ヶ月以内のflapの移動は10眼(0.012%)で、遠視8眼0.055%、近視2眼0.003%に発生したが、全例、術後48時間以内に発生し、外傷はなかった。
・このearly flap displacement(EFD)はMK群では8眼0.033%、FL群では2眼0.003%であり、遠視眼でMK群は7眼0.179%であった。
・論理回帰分析では、遠視LASIKにEFDは発生しやすく OR=19.29(p<0.005)、またMK群でFL群より10.53倍発生しやすかった(p<0.005)。
・遠視群ではMK群はFL群より18.87倍発生しやすかった。
・EFDを発生した10眼の内、CL処置だけの1眼を除き、9眼ではflap lift+CL処置を行った。
・4眼では縫合やTisseel fibrin glueが必要であり、1眼では視力が2line低下した。